■第10回/「鉄の棒」の解釈がソルトレイクと全く違う!!

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    「見よ、〔リーハイ〕は、このほかに大勢の人が押し進んで来るのを見た。この人々は進んで来て、鉄の棒の端をつかんだ。そして彼らは、しっかり鉄の棒につかまりながら道を押し進み、ついにやって来ると、ひれ伏して木の実を食べた。」(1 ニーファイ8:30)

     

    これは『モルモン書』の肝ともいえる重大重要箇所で、ここを外したら「末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教会)」は意味を無くし、瓦解するといっても過言ではない。

     

     

    「鉄の棒」の意味は様々あるが、「イエス・キリストの御言葉」、「救いへの道標」、「聖典を紐解く」、「神殿に参入する」等々、間違いなく言えることは、日の栄光にある「生命の樹(命の木)」に至る手段である。

     

    「聖書学」でいう「エデンの園」の中心には、「禁断の木」と「生命の樹(命の木)」の2本の木があり、前者を食べると「知識」に目覚めて死ぬことになり、後者は「知恵」を得て神の栄光に至って不死となる。

     

    だから神は、禁断の木の実を食べたアダムとエバ(イヴ)が、罪のまま永遠に生きないよう、生命の樹を「ケルビム」の炎で覆い隠したとある。

     

    このことで分ることは、前者は「死の木」であり、後者は「命の木」で、前者に巻き付く蛇は「赤銅の蛇:ルシフェル」で、後者の蛇は「青銅の蛇:ヤハウェ(英語読み:エホバ)」となる。

     

    だから、モーセは毒蛇に噛まれた者が命を得るよう、T十字の旗竿に青銅の蛇「ネフシュタイン」を掛け、それを仰ぎ見た者が助かるようにしたのである。

     

    それほど重要な「鉄の棒」だが、ソルトレイク本部のあるアメリカと、その指導を受ける世界各国の末日聖徒と、日本の末日聖徒の解釈が全く違うのはどういうわけなのか?

     

     

    日本中の教会を巡る中、その「ワード」「支部」の実態を知るには、未来を背負う「青少年」に尋ねるのが最も手っ取り早い。

    彼らは大人のように言葉を飾ったり、妙な気づかいをしないからである。

     

    その彼らに以下のような質問をすると、興味深い答えが返ってくる。

    「鉄の棒はどうやって握るの?」

    すると十人中十人が以下のように答える。

    「両手で握る!!」

     

    「じゃあ、どういう感じで鉄の棒を握るの?」

    この答えも殆ど同じだ。

    「力一杯握る!!」

    「ギュウッっと握って離さない!!」

     

    「両手とも力一杯握るのかな?」

    この答えもほぼ全員同じで、日本中の何処も殆どそうだ。

    「そう、ぎゅううううって!!」

    「絶対に離さないよう握りしめる」

     

    中には、更に強力な子もいる。

    「足も巻き付けて絶対に離れない!!」

     

    おそらく、というか間違いなく、日本の末日聖徒の親たち、教師たち、指導者達は、青少年にそのように教えているのである。

     

    じつは、世界中の末日聖徒の答えは、日本の青少年の答えと全く違う。

    鉄の棒を握るのは「両手」でも「両手両足」でもなく、必ず「片手」なのである!!

     

     

    そうでなければ、もう一方の手で人を助けられなくなるからだ!!

     

    日本の青少年の通りだと、「鉄の棒」を自分たちだけで占拠してしまい、後から来る大勢の救いを求める人達の「妨害」をするだけである。

    つまり、日本の教会指導者の多くが「老害化」している為、彼ら「老害」によって日本の教会は発展せず、衰退する中で誰も先に進めなくなっている!!

     

    それより大きな問題は、「鉄の棒」を両手で握ることを「恥」と思わない老害達の信仰レベルである!!

     

    これは我が身の「権威」が最重要で、そこに「仲間」「部下」「下僕」がいればよく、他人はどうなっても自己責任なので、基本(マニュアル)以上は手を貸さない人間の印(しるし)ともいえる。

     

     

    これは、日本人の末日聖徒の教会指導者達と、「PBO(中央管理本部)」の日本人教会公務員、特に「教育部」の重大責任(まともな企業なら社則を守らない人間は全員クビである)で、日本中の教会員の青少年を見ると、日本人の教会指導者達のレベルを知ることが出来る。

     

    青少年でさえそうなら、独身成人も同じで、既婚者もそうで、日曜学校会長会も、各組織の教師も同様で、監督会も、ステーク会長会も、大祭司定員会も、地域七十人も、一部の例外を除いて同じ考え方の筈で、そうでなければ日本中の青少年が、殆ど同じ答えをするはずがない。

     

    教会でも家庭でもそう教わっているからである!!

     

     

    同様の意味を持つ「鉄の棒」の絵は、PBO最上階にある「DTAのオフィス」にも額として掛かっているが、その意味を理解できる日本人教会指導者が殆どいない証拠が、青少年の言葉の裏に隠れている。

     

    ここも修正しなければ、「老害」がいつまでも居座って動かない為、おそらく誰も「生命の樹」に行き着けなくなり、当然、教会の門に人が来ない現状が垣間見えてくる。

     

     

    これは「老害」が引退しても「大祭司定員会」で発言権を維持しつづけ、個人でも「院政」を敷いて「官僚主義」を維持する構造から生まれる弊害である。

     

    老害の口癖は、全てを「国民性の違い」で片づけることで、今回のケースもそうだが、そんな姑息な範囲を遥かに超える末期症状で、それが未来を握る青少年にも及んでいる。

     

    これは信仰の根源に至る「大問題」である!!

     

    10年ほど前、茨城県(牛久ワード)から岐阜県に、定年後引っ越した元PBO高級職員のNi夫妻がいたが、その元PBO職員を夫に持つ妻は、絶対にこのことを認めなかった。

     

    強く握り過ぎると動きがとれなくなり、前に誰も進めなくなる理屈がどうしても分からず、信仰的にも許せない様子だった。

     

    彼女は、中央扶助協会会長会の姉妹の話で、「生まれたての赤ちゃんでも、全力で棒を握る為、上に持ち上げることができるほどです」の喩えを用いて全面否定してきた。

     

     

    じつは、イエス・キリストが民衆に喩えを用いたのは、どんなレベルの人にも、そのレベルに応じた受け取り方ができる為で、おそらくこの姉妹は、ここまでが限界だったのだろう。

     

    第一に生まれたての赤ん坊は歩けないし……赤ん坊は差し出された棒を片手で握ったはずで、これは「把握反射(はあくはんしゃ)」という有名な実験である。

     

    にも拘らず、PBOの高級官僚と結婚した姉妹は、鉄の棒は全力で握ることが最重要とし、片手で握るなんてと、絶対にそれを認めなかった。

     

    もし大人が赤ん坊のように力一杯鉄の棒にぶら下がったら、自分は満足しても、周囲の人たちにどれだけ迷惑をかけることか。

    邪魔するだけで、誰も前に進めなくなる。

     

    アメリカの扶助協会会長会の姉妹の言いたいことは、掴む片手は鉄の棒を絶対離さない意味で、自分も動けなくなるほど強く握り続けるとは言っていないのだ。

     

     

    更に揚げ足をとって申し訳なく思うが、飛鳥昭雄も「片手で緩(ゆる)く持て」とは一言も言っておらず、「官僚主義」独特の視野狭窄(しやきょうさく)の為か、結局ここから先へ彼女は行けなかった。

     

    おそらくこういう教育が、今の日本の末日聖徒の青少年に対し、「セミナリー」や「家庭の夕べ」や「若男・若女クラス」の教師や親から、「鉄の棒を両手で必死に強く握りしめる行為が信仰を貫く道」と、徹底的に教えられているのだろう。

     

    そんな「PBO」教育部、地域指導者、教師たちの指導あるいは忖度(そんたく)を受けたら最後、人の為に片手を差し出す行為は、即、片手を離す「危険行為」「不信仰」を意味することになる!!

     

    こうして日本の「末日聖徒イエス・キリスト教会」内部で、今や巨大な「圧力団体」と化した「老害(若い老害患者も大勢いる)集団」と、それを維持する「老害ネットワーク」により、確実に「真理」から遠ざけられた姿が、日本の末日聖徒の現状である。

     

     

     

     

    「日本の(教会の)老害圧力」サイト↓

     

     

     

     

     

     


     


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